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トラウマに苦しむある若き帰還兵がいた。彼が死を決意するまさにその直前、野良猫がやってきて彼の脚にそっと触れ…そして彼の命は救われた。野良猫の名前はスカウト。 


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Mutual Rescue/Youtube

ジョシュ・マリノは戦地から帰還してからとても暗い日々を過ごしていた。深刻な怪我とPTSDに苦しんでいたのだ。毎日見えない傷に飲み込まれ、暮らしもままならない状態だった。
ある夜、彼は雨の中で人生最期のタバコを吸い、全てを終わらせることを決意した。そのとき、小さな猫の鳴き声が聞こえた。茂みから突然現れた小柄な黒と白の子猫が、彼のほうへ歩み寄ってきたのだった。

子猫はジョシュの方へ歩み寄り、脚に身を擦りつけた。ジョシュは涙が溢れ、泣き崩れた。猫には、ジョシュがどうしようもない苦しみを抱えていることがわかっていたのかもしれない。

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Mutual Rescue/Youtube


「僕は抱えている問題のことを考えることをやめて、彼のことを考えるようになった」

ジョシュは毎日子猫に食事を与えるために出かけ、子猫は彼の膝の上で気持ちよさそうに昼寝をするようになった。しばらくすると、ジョシュが子猫を呼ぶとタキシードを着たような猫は駆け寄ってくるようになった。子猫はジョシュに、日々の楽しみを与えたのだ。

「子猫は僕の粗探しをすることはなかった。欠点を見つけようとすることもない。安心させてくれた」

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Mutual Rescue/Youtube

ある日、ジョシュが仕事から帰るとスカウトが見つからなかった。ジョシュはひどく取り乱した。
「スカウトはとても大きな影響を僕にもたらした。彼のおかげで僕が誰かを気にかけるように、誰かも僕を気にかけてくれるということがわかったんだ」

2ヶ月ほどたって、ジョシュとガールフレンドのベッキーはフォートライリーの動物保護施設が運営する動物の里親探しのイベントで運命の日を迎えた。彼らが猫のカゴの脇を通ると、小さな猫の手が彼を引き止めた。

左腕を突然黒と白の猫の手に突かれたジョシュがカゴの中を覗くと、そこにいたのはまさにあの黒と白の猫だった。ケージを開けて猫を取り出し、そして強く抱きしめた。

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Mutual Rescue/Youtube

そしてスカウトはかつて自分が救った人間のもとへ引っ越した。小さなタキシードを着た猫は良き相棒となったのだった。



「うちの猫になる前から、スカウトは僕のことをよくわかっていた。スカウトは僕の人生を救ってくれた。違う道筋へと導いて、僕が感じていた苦しみから立ち直る自信を与えてくれたんだ」

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スカウトは互いの存在を必要とするときに、自らジョシュの人生へと歩み寄った。
「スカウトのおかげで僕は自分が欠陥品じゃないことを認識できた。まさに戦友だよ。彼は僕を救ってくれて、僕がやったことはただの事務処理だけだ」

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